マジックへ飛び込んでみよう!第03回 (エンチャント編)
今回はエンチャント回です。
前回の記事はこちらから。
マジックへ飛び込んでみよう!第02回 (インスタント・ソーサリー編) - 遠S足払い遠S
- エンチャントとは?
エンチャントは、遊戯王で言う装備魔法やフィールド魔法にあたります。
場にあることで効果を発揮するタイプのもので、イメージとしては加護や呪いをカードにしたようなものです。
エンチャントは「エンチャント」と「エンチャント・オーラ」に大別できます。
どちらにも共通するのは「場にある、残り続けることで力を発揮してくれるカード」であることです。
また02回でも話したように、これらのカードもソーサリーが使えるタイミングでしか原則使えないことをお忘れなく。
ではそれぞれを見ていきましょう。
- エンチャント・オーラ
まず「エンチャント・オーラ」から説明します。「エンチャント」はこちらの説明が終わってから。
「エンチャント・オーラ」はクリーチャー専用の装備魔法のようなものです。
使う際に「このクリーチャーにつける」と宣言して使います。これもやはり、対象を取るため「後からの対象変更」は効きません。
効果は様々で、クリーチャーを強化する効果もあれば、弱くする効果もあります。
画像の「平和な心」はクリーチャーが攻撃などに参加できなくなるため、基本的には相手のクリーチャーにつけることとなりますね。
中にはクリーチャーを強くする効果もあります。自分と相手どちらのクリーチャーに使うべきか、よく効果を読んで使いましょう。
また、「エンチャント・オーラ」がつけられているクリーチャーが倒れたりした時は、「エンチャント・オーラ」は墓地へ送られます。注意しましょう。
- エンチャント
「エンチャント」は使って場に出ること(または残り続けること)でその力を発揮します。
「エンチャント・オーラ」と違い、「エンチャント」は原則使った際に対象を取る必要がないカードです。
※対象を取る、取らないというのは前回説明しましたね。
「エンチャント」はフィールド魔法のようなもの、と考えてください、
「エンチャント・オーラ」はつけられたクリーチャーにだけ効果を及ぼしますが、「エンチャント」はより広範囲に影響を及ぼします。
画像の「栄光の頌歌」は、自分の場のクリーチャーすべてのパワーとタフネスを1ずつあげてくれます。 そのため、たくさんクリーチャーが出ているほど恩恵が受けられますね。
またフィールド魔法のようなものとは言いましたが、場に「エンチャント」は何枚までといった制限はありません。
「栄光の頌歌」を出した後に、もう一枚の「栄光の頌歌」を出しても、古いほうが上書きされ墓地へいったりしません。
仮にもう一枚出てきた場合は両方が共存し、自分のクリーチャーのパワーとタフネスは合計2ずつ上がることとなります。
「エンチャント」に枚数制限はない、その点には注意しましょう。
- まとめ
エンチャントは大きく分けて「エンチャント」と「エンチャント・オーラ」がある。
どちらもソーサリーが使えるタイミングでしか使えない。
「エンチャント・オーラ」はクリーチャーにつける装備魔法のようなもの。
使ったときに対象を指定しなければいけない。
ついているクリーチャーがいなくなったら墓地へ送られる。
「エンチャント」はフィールド魔法のようなもの。
使う時に対象を指定する必要はなく、独立して場に出る(残る)
何枚場にあってもいい(上書きされたりはしない)
残るカードの説明は「アーティファクト」と「プレインズウォーカー」なのですが、一旦次の解説はマジックの「色」の説明をしようかと思います。
次回
マジックへ飛び込んでみよう!第04回 (色の役割と、カードが持つ色について) - 遠S足払い遠S
なにかあればこちらまで。