次にくる雑誌

次にくるマンガ大賞をご存じでしょうか?その名の通り、次にブームがきそうなフレッシュな漫画たちを集めたランキングです。今回一位に輝いたのは我らがジャンプの僕のヒーローアカデミア(堀越耕平先生著作)

創設されて日が浅いランキングながら、その中身は中々に実があるものと一漫画読者として期待しているものであります。

でもここでちょっと待てよと。漫画、特に単行本を知る機会は増えた。ネットの普及とSNSの隆盛により個人発であれ企業発であれ、新作と出会う機会はとてつもないほどに増えました。

しかしながら漫画の雑誌そのものを知る機会はないのです。自分は漫画に多少なりとも精通しているからいい。しかしあまり明るくない人にとっての出会いのきっかけは個人発の情報による出会いが多くを占めるのではないかと。

そして私はいい雑誌はもっと読まれていて欲しい、知っておいてほしいという願望もあります。

なので自分なりにこの雑誌はいい!というものを紹介していけたらなと思います。

(実は漫画というものを単行本以外の形でも楽しんでもらえるような紹介記事というのは考えてるんですけど、それはまた次の更新にでも)

 

今回紹介したい雑誌は、これです!

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漫画で言えばサンデー、コロコロコミックなどを出している小学館が打ち出す新気鋭雑誌、ヒバナです。

昨今新創刊の流れはあれど、一昨年や去年にあれだけ(自分が知っている漫画雑誌だけでも15はくだらない数の)雑誌が休刊に追い込まれた冬の時代を経て新創刊というのは、胸が熱くなります。

閑話休題、それではヒバナの魅力や長所について書いていきたいと思います。

 

  • ヒバナの系譜(読み飛ばし可)

ヒバナには実は前身になる雑誌、IKKIというものがありました。

かれこれ長く続いており、かの有名な「ぼくらの」(アーンイーンストールを知らない方は少ないはず)の原作の連載や、土星マンションドロヘドロ、金魚堂古書店など個性的な連載を抱える著名青年誌でありました。

しかしこれが昨年に休刊...だけど連載作家などを一部引き継ぎ新創刊します!という小学館の発表が。

そう言う訳で去年の休刊から一年しないでIKKIの魂を受け継いだヒバナは新創刊と相成りました。

 

  • 雑誌について

ヒバナの連載は非常に綺麗です。画風や作風は全体として柔らかく、読みやすさがピカイチ...雑誌の対象者は女性向けであると思います。

しかし女性向けだからと男性の方も侮るなかれ。連載作品の発想の柔らかさや独自性、雑誌としてのジャンルの幅、そして何よりメディア展開の力は新雑誌の中ではピカチ。

作品もコメディチックでもある昭和モダンな笑わない男とお祭り男の話や、クラブハウスで出会うガールミーツガール、ロボットの父さんとヤンキーで馬鹿な息子のギャグ漫画、三十路OLが美味しそうにご飯を食べる飯テロ漫画...ととにかくなんでもござれ。

個人的にどれもこれも好きですし、それと同時にいろんな連載があるというのはやはり雑誌として評価が高いです。

更に問題の集客力、もっと言えば知名度ですけど、これにも太鼓判を押せます。

SNSなどのwebでの宣伝もあり、試し読みもボリューミー(連載が面白いというのもあるけど)、などもあり宣伝力は中々のものです。ツイッターにも一時期(今も?)広告としてプロモツイートを出していました。

何より、一番大きいのはwowowで今度ドラマが放送される早乙女太一松山ケンイチ主演の「ふたがしら」の存在でしょうね。元より女性向けの雑誌であるし、ふたがしらで集まった女性客の心をがっちりと捕えられる連載をしています。

歴史ものということで、さよならハヰイドランジアなど受けが良いのではないでしょうか。

総括としては、個人的に、客観的に見て大変満足できる雑誌ということでしょうか。

 

  • お勧めの連載

試し読みしかしていない自分がお勧めというのも恥ずかしいのですけど、試し読み段階でいくつかお勧めだと思ったものをピックアップしてみます。

リンク先はすべて作品紹介ページですが右の方にあるリンクから試し読みが可能です。

 

西尾雄太/アフターアワーズ

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まずやはりこれを出さねばなるまい。なにやら別名義で色々活動してらっしゃった方なのでしょうか、商業デビュー初らしい西尾先生のアフターアワーズ

ミラーボール輝くダンスクラブで出会った女の子と女の子のガールミーツガール、百合作品です。

光の濃淡が非常に繊細な方で、光と闇の使い方が非常に非常に上手い方ですね。とりあえず読んでみて欲しい、そうすれば分かる!

百合作品としては社会人百合ということになるのでしょうか?絵柄は柔らかくどんな百合スキーさんであれ気に入るかと思います。

関係性の匂わせ方や描写などは随一です。改めて百合の良さとは何かを改めて感じさせて頂きました。

めっちゃにやにやしますのでぜひぜひ。絶対単行本出たら買います。

 

加藤望/さよならハヰドランジア

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昭和モダン、大学生で遊び人の公太は大衆演劇(レビュー)に夢中、レビューをしよう!必要なのは美男子だ!と意気込む彼の前に現れたのは...?

かわいらしい男の子が好きな方はぜひご一読を。学生服やYシャツに羽織という大変フェチズムをくすぐられる作品となってます。

ギャグとしても明るく楽しそうであり、キャラクター作品としての十二分なポテンシャルを持っているどこに向かっても打ち出せる強みを持った中々タフな連載かと。

 

伊藤静/三十路飯

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ご飯ものが流行りですけど、これもまたいいものです。

仕事に打ち込んで生きてきた三十路OLが美味しそうにご飯を食べてくれます...。

これを読んだら少しひっかけに行きたくなること間違いなし!

ご飯は元気の源、元気になると笑顔になる、そんなOLや食客たちのご飯に同席してみませんか?

 

いくつか作品を紹介してきましたけれど、実はまだまだ紹介し足りないくらいです。他にもシリアス、親子コメディなどなど魅力ある連載がたくさんです。

そんなわけで、今後くる雑誌の一つとして、新しい出会いとして、雑誌のヒバナ、いかがでしょう?

 

P.S.ヒバナは今月で第二号が出ました!(先月が記念すべき第一号)まだまだ追いつくのも容易いのでそこもまたお勧めですよ!

ジャンプショップに行ってきました

先日友人に「ジャンプショップがこちらに期間限定でオープンしている」と教えて頂きまして、行ってきました。

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(写真には映っていないものの、下の方にコピーライトの表記があるのは個人的に嬉しかったですね、まぁないとおかしいのでしょうけど)

規模としては、パルコなどにオープンしている小さめのレディースショップ程度。実際こちらではパルコ内にあるため周りの店舗とくらべると比較的小さめでしたが、その賑わいは中々のものでした。

ジャンプショップという存在自体初めて知りまして調べてみましたところ、他のところでは東京や名古屋にはジャンプショップは常設されているようですね。

www.shonenjump.com

こちらで常設店舗、グッズなどの情報が見られます。また期間限定ショップの情報は公式サイトのイベント情報、こちらから。

www.shonenjump.com

 

さて、ジャンプ連載作品のグッズを売るお店な訳ですが、もちろんグッズ展開の規模にも差があります。規模の内訳としては、

特大:ワンピース。

大:ハイキュー食戟のソーマ黒子のバスケ銀魂ワールドトリガー

中:ドラゴンボール斉木楠雄のΨ難ニセコイ暗殺教室磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜。

小:BLEACH、僕のヒーローアカデミア。

散々騒いだ日の翌日というか当日で寝不足甚だしい&帰ってきて記事を書く前に寝て起きたの四時半ということでうろ覚えです。

ワンピースが最大規模は確定なのですが、メディア展開の追い風もありハイキュー、ソーマ、黒子は大規模の中でも特大に肉薄していたように思います(比較的ですが、ワンピースは規模が大きすぎた)

改造人間ロギィ、ブラッククローバー、卓上のアゲハ、カガミガミ、Ultra battle satellite、学糾法廷、こち亀のグッズは確認できず。トリコと火ノ丸相撲はあったか覚えていません。Tシャツ部門に火ノ丸があったような気はするんですけどね...。連載で二桁単行本いくレベルではないと基本グッズはないのでしょうか?(単行本が一定数以上出ているなら売る見込みがあるけど逆もまた然り?) そう考えるとヒロアカのグッズがあるのは大変ありがたい。

本誌だけでなくジャンプSQ.のコーナーもありました。終わりのセラフ、To LOVEるなども。

P.s.今年春のアニメ放送される内藤泰弘先生の血界戦線は今秋九月にグッズ展開が開始されるそうです。

 

グッズ内容はA4クリアファイル、キーホルダー(メタルチャーム、ピンズ、アクリル、缶バッジなど)とそれに加えて文房具(下敷きやシャープペンシル)を中心としたものでした。

規模が大きいものはマグ、ポスター、シャツなども展開させていましたね。

ワンピースは作品と絡ませた商品展開が多く面白かったですね。悪魔の実の形をした入れ物にグミを入れたもの(メラメラとゴムゴムがありました)など、ベア?だか何だか熊の意匠の腕時計、陶器の料理プレートなどもありました。写真はないのですけど、中心に「ドン!!!」という効果音と集中線のついた料理プレートはめちゃくちゃ欲しかったです。ああ言ったものは数量限定なのか現品限りとついていたので是非欲しい方はお早めに。他にもポストカードなども販売しておりました。

ワンピース作品を多少知っている人はショップを覗くとニヤニヤできるかと思います。量もさることながら、あの幅の広さは圧巻の一言です。

閑話休題

とはいえやはり数が生産できて汎用的だからかキーホルダー類、クリアファイルが圧倒的に多かったですね。クリアファイルにも複数種類あり、書き下ろしイラストタイプ、複製現行や漫画のページをクリアファイルに起こしたタイプ、他にも何かあった気がするのですけど覚えてない...ともあれファンにとっては嬉しいバリエーションです。

自分が買ってきたのは堀越耕平先生ほ僕のヒーローアカデミアのクリアファイルです。

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主人公デクを中心にカっちゃん、お茶子とメインキャラクター三人で構成。

他にヒロアカのグッズはポストカード、アクリルキーホルダーのみこちらでは確認しています。クリアファイルは300円少し、アクリルキーホルダーは800円少し、ポストカードは150円。

アクリルキーホルダーはデク、爆豪、お茶子、梅雨、オールマイト、学校のロゴの六種類。基本的にキャラクターのバストアップに加えて後ろで爆発エフェクト?にアメコミ意識した名前のローマ字で構成されています。先生の作風を意識したデザインで大変良い出来でした。しかし、梅雨ちゃんが一番品薄だったのがやはりというか...皆好きですね!

ポストカードはヴィラン連合?たちも合流し、メンバー勢揃いでポーズを決めているものでした。後ろの面は集中線と校長先生という謎の組み合わせ。さすが年長者、いぶし銀な登場。

今週のジャンプの巻頭も飾っており、次にくるマンガ大賞にもノミネートされただけあり、大変勢いもあって嬉しい限り。公式でグッズ展開をさせてくれるのが何よりの証拠。

好きな作品は基本的に公式からグッズが出るなんてことは滅多にない(そも自分の好きなものでそういう展開をする商品があまりない)ので感涙です。

それと友人が千円以上買った人にプレゼントという事で火ノ丸相撲のプラスチックカードケースもらってました。あれ複数種類とかあるんですかね?中々粋なサービスでした。

 

総括としては豊富なグッズ展開、お値段も公式グッズとしては比較的安めな設定、作品を尊重し遊び心のあるグッズなどもあり大変良い時間でした。

しかし...それと同時に不満点も残っていますので、書き出していきたいかと思います。

 

まず第一に、袋に遊び心がないのが残念でした。この手のショップは大抵商品を買った際の袋にも遊び心が出ていて個人的に大変楽しみにしている点であります。しかし手渡されたのは、

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見てのように無地の袋です。質感は大変いいアレですが、こっちが白無地なだけかと思い裏を返してみてもやはりのっぺらぼう。

黒インクだけでもいいので、ジャンプロゴなど、もしくは公式サイトのウサギっぽいキャラクターでもあれば...欲を言えばキャラクター集合絵などがあればもっともっとテンションが上がったんですけどね。

正直レジで金を払った後ですし、顧客の目的はグッズ...金にならないところではあります。しかし、あまりにそっけない。

言うなればジャンプショップのみならず公式グッズショップには、夢を買いに行っているのです。好きな作品の好きな商品が入っているのはワクワクですが、袋にもジャンプロゴの意匠とかがあればよりワクワクできたと思います。

こういうのってクリスマスと同じだと思ってます、クリスマスプレゼントとかはデザインの凝った包装を開ける時含めてワクワクだと思うんですよ。どうしてトイザラスの普通のレジ袋に入ったプレゼントにワクワクしようか、いやしない(反語)

 

第二に、グッズの場所が分かりにくい、もしくはそのグッズがどういうものか分かりにくい。

期間限定の開設なので平常の店舗では違うのかもしれませんが、グッズのコーナー上に作品名やグッズのタイプが分かるようなプラカード?が下がっていたりしないんですよね。あのホームセンターで「家具」みたいに一目見て分かる奴。

著名作品であれば不要でしょうけど、結構奥まったところにブリーチとかがあって「ここにあったのか」って思う事も多々ありまして。顧客が見て回るのは大前提なのでしょうけど、少々不親切であったように思います。

この煽りを一番受けたのはジャンプSQ.系作品でしたね。友人と足を運んだ時に「なんだこれ」って言ってたので...。普通ジャンプSQ.とか知りませんもん!せめて一角取るなら別雑誌でこう言う雑誌の作品なんですよって分かるようにしていればいいのではないかなと思った次第です。

 

第三に、これややピンポイントなんですけどヒロアカのグッズ展開にも少々不満が。

三巻出ただけの作品がグッズ展開って異例と言えば異例なんでしょうけど、クリアファイルのタイプが猛威種類くらいあってもいいんじゃないかと思いました。

ポストカードが凄く元気な感じのデザインでいいんですけどね、先生生徒ヴィラン全員集合でポーズ!って感じので。でも「なんでそんないいデザイン&書き下ろしなのにポストカードだけなん!?」という感じでした。ぶっちゃければあのデザインのクリアファイル欲しいだけなんですけど。

先にも述べたようにヒロアカは三種類、クリアファイル、ポストカード、アクリルキーホルダーの三種類が展開しています。クリアファイルとアクリル買おうかと思ったのですけど...アクリルは踏みとどまることとなりまして。

この手のグッズはそもキャラクター商品なので、キャラクターのバストアップなどがあるのは分かります。それで特に人気な(ダークホースの梅雨ちゃんにはびっくりしたけど)五人のバストアップアクリルは分かります。キャラクターが分かりなおかつアクリルなのでメタルチャームやピンズに比べてサイズも大きく受けが良いですから。

だけども...なぜ雄英(主人公たちの属するヒーロー学校)のロゴもアクリルにせねばいけなかったのか。いえ、作品を象徴するロゴなので分かるのですけど、UとAを組み合わせたデザイン好きなんですけど、他アクリルと同様にでかい学校ロゴのみ、それで800円とお値段変わらず...。

特定作品の特定キャラクターだと分かるグッズは基本的に付けないのでこういうロゴなどを買うのですけど、少々ミスマッチであったかなと。

これだったらメタルチャームにして安価に売る(メタルチャームはなぜか600円代だった)とか、ピンズにして襟詰めにも付けられるような遊び心が欲しかったです。そうだったら喜んで買ってきて鞄に付けたかったところなんですけど。

そもキャラクター商品にこう言うのを求めるのは酷というものですが...欲しい、とても欲しいので集英社さんお願いします...。

 

以上が不満点でした。しかし何度も言うように、グッズ展開などは金銭的にも質的にも大変良いものでした。今回の不満点はグッズの質などに関係ない部分、商品の良さは太鼓判を押したいくらいです。

地方でジャンプが好きでグッズ欲しいけど買いに行くには遠すぎる!なんて方は今月12日まで地方で期間限定ショップがオープンしているようなのでぜひ足を運んでみてはどうでしょうか。

友情・努力・勝利ならぬ、公式・グッズ・嬉しいが待っています。

 

今年の漫画たち

ここ数年、ある人たちに混ぜて頂いてその年ごとに「今年の面白かったフレッシュな漫画を持ち寄って紹介しよう!」という企画に参加させて頂いてます。去年で自分が参加して三年目か四年目、企画全体としては五年目だったように思います、たぶん。

それでたぶん今年も皆で持ち寄ると思います。それで今年の要注目の漫画を今年始めから四月初旬段階のものでリストアップしたいと思います。

今年新刊でも去年の話題に挙がったもの(ex.ヒーローアカデミア、実は私は、魔法使いの嫁)や、何かの賞に去年輝いて耳目を集めた(ex.乙嫁語り)などは除外します。もちろんすでに結構巻数が出ているものも選外です。

 

BIRDMEN 1 (少年サンデーコミックス)

BIRDMEN 1 (少年サンデーコミックス)

 

 退屈な日常を過ごしていた中学生の烏丸は今日も自分に、人に、この日常に鬱屈としながらもだらだらと生きていた。

ある日親友の鴨田と学校をサボり海浜公園へと出向いた帰り、公園で知り合った主人公たち四人を乗せたバスは大事故に遭う。運転士は即死、乗っていた四人の命も風前の灯火だった。しかしその時、何者かが彼らの前に降り立った。彼らが見たものとは―?

退屈な日常から一転した彼らの非日常、知られざる秘密の溢れる青春×SFジュブナイル

 

あのサンデーは送り出してきた刺客は結界師田辺イエロウ先生の新連載。

読んだ感想としてはじっくりと楽しむ漫画という感じでしょうか、決してジェットコースターのようなスピード感はありませんがサンデーらしく手堅い漫画となっています。

敵と言ったらよいのか、そういう存在もあり何かの専門機関?なども存在しているようなのですけど、肝心の敵と遭遇するのは一巻最後、怪しい機関の目的や規模だって三巻まで読みましたけど未だに不明。

主人公烏丸のモノローグも多く、少年誌によくあるアクションが派手な漫画などでは決してありません。むしろ繊細は思春期の内面を描いたり、大人でもない子どもでもない彼らの成長、葛藤、または単に馬鹿やって楽しそうな様子を見守るような漫画でしょうか。

こう言った点を加味すると決して誰にでも勧めやすいという漫画ではありませんが、高年齢層にとってはありがたい漫画なのではないかと思います。

あーだこーだと真面目にばかばかしく時におっかなびっくりチャレンジする彼らの物語はまさに青春ジュブナイルなのではないかと。少年誌に飽いた方にこそ読んでほしい一品です。

 

朝霧の巫女の作者、宇河弘樹先生の新連載はソ連占領下にある日本を舞台に、亜人である猫たちの冒険活劇。

表紙の夜梅は三味線弾き(贄女)であり盲目の猫、また彼女と同道するは卍の錫杖を携えた夜梅と同じく猫の少女の鶯。

お天道様のあたる道から少し外れたところで巻き起こる猫たちの物語。

 

いやー中々面白かったです。しかし今年一番の癖の強い漫画でもありますね。なにせ宇河先生の和風ファンタジー?ですから。

朝霧の巫女を読まれた方は分かるかと思います。巫女ものの皮を被った伝記ものの肉を付けた性癖漫画(すっげぇ失礼)でしたし。しかしそんな宇河弘樹先生の今回の新連載、比較ではありますが大変読みやすいです。

主人公たちの目的がはっきりしており、話の中で次は何をするとかどこにいくとか、展開が明文化されています。それでいて初っ端から飛ばしてはいるものの、ギャグも入っておりデフォルメなども要所要所入れてくるので緩急が付いており大変楽しませて頂きました。

まぁ、最初はよく分からないと思いますけど、「主人公たちサイド」「敵対サイド」「第三勢力?その他?の人たち」という見方をしていれば問題ないです。朝霧後半みたいに元のネタを知らないと分からないということはありませんし、説明もしっかりありますので。

しかし宇河先生、やはり和物は強いですね。元より線でがりがりと描いて頂けるので質感の自由度が違います。肥大化した筋肉から流れるような艶のある髪まで、あの極上の筆致で描かれる物語は一読の価値ありです。

女性、少年、男性と書き分けもうまいですし、宇河先生の女性は今回も大変美人で、少年は溌剌と、男性はいかつく、キャラクターのデザインと言ったらいいのか、そういう場所にも魅力があります。

特に夜梅を始めとする贄女たち、盲目の子も多く(それしかいないんだっけ、うろ覚え)大抵は目を瞑っています。その目が!女性たちが!なんと美しいことか!

少々アクの強い作品ですが、今年何があろうと絶対に面白かった漫画に挙がるであろう作品だと思います。

 

正直めっちゃ話題になりましたし売り切れ続出したくらいなので今更ですけど今年要注目なので念のため。

最近流行りのファンタジー世界の日常を描く...言うなれば日常ファンタジーのジャンル筆頭株ですね。

ダンジョンに潜ってドラゴンの腹の中にいる仲間が消化しきられる前に助け出そう!あとドラゴン食おう!みたいな感じのストーリー。

時間の猶予もないけど金も食料もない...じゃあダンジョンに出る魔物食べながら進んだらいんじゃね!?という感じで魔物を食べるという前人未到のことをしていくことに。

ファンタジー生物の調理法や味、生態などに切り込むので、ノリは一ヶ月一万円生活みたいなもんだと思ってください。

普通に面白かったですし、人にも勧めやすい漫画ですね。今なら在庫も復活してますし、ぜひぜひ。

一時期一ヶ月くらい入荷しなかったので本当入手に骨が折れました。

 

亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)

亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 ヤンマガサードの初単行本だそうで、おめでたい。

お話はこっちの日常世界にいる亜人ちゃん(ヴァンパイアとか)と主人公の交流物語です、学校が一応舞台ですね。表紙の子が制服を着ていて犬歯を見せているのはそういうため。

これも今流行りの日常ファンタジーのジャンル。しかしダンジョン飯とは違い、作者の熱量やポテンシャルにかなり左右されるタイプかと。しかしご安心めされ...めっちゃ面白いですしかわいいので!

ノリは軽く、絵柄も柔らかく話もテンポよく進むギャグ漫画で、ダンジョン飯以上に人に勧めやすい漫画ですね。

個人的にはデュラハンの町が好きです、めっちょ可愛いので...(これしか言えなくなる)

次は九月に単行本が出るらしいので楽しみですね。ヤンマガサードはこれからもドンドン独特なものを出していってほしい、雑誌も単行本も期待の作品であります。

 

ポチクロ 1 (ジャンプコミックス)

ポチクロ 1 (ジャンプコミックス)

 

 今年!絶対!マストバイ!な!単行本!松本直也先生のポチクロ!

もう何が言いたいってこれだけですよ、「面白いから単行本を買え!!!!!」買う勇気がないのであれば「公式で読めるから読め!!!!!」

面白い、絶対面白いの一言。

この作者さん、赤マルジャンプ2006SUMMERの読み切りの時からずーっと連載待ってましたよ...連載が去年開始なので八年、単行本だけなら九年近く待ち続けました。

単行本が出たので一巻分はすでに公式で公開終了してますけど三話まで読めるのでぜひ。

古き良き月刊少年誌のノリを受け継いでくれている稀有な連載です。

 

  • 九十九の満月/小雨大豆(ニコニコ静画)
九十九の満月(1) (シリウスKC)

九十九の満月(1) (シリウスKC)

 
九十九の満月(2) (シリウスKC)

九十九の満月(2) (シリウスKC)

 

 オリジナル妖怪漫画の鬼才小雨大豆先生のニコニコ静画公式の連載漫画ですね。

少々独特な世界観や雰囲気ではありますが、コロコロと転がるように気持ちの良いギャグや独創的な妖怪にキャラクターたちは自分の心をがっちり掴んで離しません。

これに関しても単行本化を待ちましたね。連載開始が三年前でずーっと追ってたんですけど中々単行本にならなくて。

「まさか単行本になるのが三年後とは!」って作者さんも言ってましたけど「こっちもびっくりだよ!」って感じです。

ニコニコ静画の公式漫画の所で一巻分はまるっと読めるはずです。

残念なのは元々動画形式でマンガを読み進められるというのが売りだっただけに、紙では音楽やらテンポやらが少々元と違ってしまうことですね。これはこれで楽しいですし、デジタルにかなり寄り添う形で作られていて出来は大変いいです。

逆に言えばあの独特なデジタル漫画の配信形式にマッチングさせてきた小雨先生の適応能力たるや相当なものだと思います。

続巻はまだ未定ですが、作者曰くもう連載してるのだけで20巻いくよ!とのことで。

馬鹿野郎そんなん出たら全部買うに決まってるだろなので講談社さん早く単行本化お願いします作者さんお体にお気を付けて...。

大好きな作者さんの大好きな作品なのでこれはぜひぜひ。

 

 あのゲッサンからは今作が商業デビューになるのでしょうか、門司先生のアイドルマスターミリオンライブのコミカライズ。

しかしコミカライズ、初作品だからと侮ることなかれ。私家出版で十二分に下積みを積んでいて上手い先生であります。

シンデレラガールズが今メディア展開していることもあり、アイドルマスター十周年でさらに連載はあのゲッサンで連載は別名義では中々名の通った作家...十分な追い風を受けただでさえ期待できるというのにもっともっと高く飛ぶであろう一作です。

しかも、この作品...自分が知る限りでは初の一巻から特別版が出るという異例な待遇!

通常、特別版は売れている、売れると見込まれた作品から出ると思うんですよ。去年あれだけ騒がれ、一躍ブレイドの人気作家であり時の人となった「魔法使いの嫁」のヤマザキコレ先生。当時で40万部だかいったと思います。

しかしあの作品、まほよめであっても特別版は三巻からでした。しかもラバーストラップでの。

今回のミリマス特別版はCD!765プロの名曲をカバーし、更に先生書き下ろしシナリオでの身にボイスドラマも収録!

本音を言えば自分も特別版が欲しかったです...でも、でもお金が...!

ぜひ、財布に余裕がある方は特別版を、そうでない方はぜひ通常版をお買い求め頂けると良いかと。

コミカライズは関連メディアミックスとの抱き合わせなどが多いと思います。さらに正直に言えば、今まで読んだコミカライズで良いと思えるものはそう多くないです。

しかし単独メディア展開、異例の一巻からCDが特別版で出るという事態。そうあることではありません、それをするだけの何かがあるということ。

もちろん中身は大変面白かったです、面白くない訳がない!

続きが待ちきれない一冊でもありました。

 

少々長くなりましたが、今年出たもので限っても、まだ今年は半分だって過ぎていないのにこれだけあります。今回選外として出さなかったものを合わせてもかなーり豊作な年となっています。

去年一昨年と、漫画業界は休刊ラッシュ、連載終了ラッシュでした。しかし今その穴を埋める...いや埋めるなんて失礼ですね、新しい風を生みだそうとたくさんの漫画が生まれています。

今年は、とても良い漫画の年になりそうです。

 

読んだもので面白いもの、これなんてどうよ!なんてものがあればぜひ教えて頂ければと思います。

2015年4月単行本一覧まとめ

最初のあんな記事だけで放っておくのも寂しかったんでまた記事書いちゃいました。今回ブログ作るきっかけになった(?)奴関係の記事です。

たまになんとなーく漫画関係で謎excel作るんですけど、今日もそれでなんとなーく作ってまして。「今月新刊多かったし要注目な単行本をリストアップしたろ!」ってノリで作ったんですよ。

んでツイッター放流してたら「なんでこんなことしてんだろ?」って思いまして、知人さんにも「ツイッターもいいけどブログの方が記事としてしっかり残るしいんじゃね?」って言われてよっしゃーと勢いで作ったのがこのブログだったのです。

まぁ能書きはさておき、今月の「これはチェックしないとなのでは?」と思った漫画一覧です。「これは買う!」って思った一覧じゃないんでめっちゃ多いです。60冊オーバーありました。

あと書いてから気付いたんですけど百合トークあるんでその箇所はぶっちゃけ興味ない人読み飛ばしていいです、めっちゃ自分うるせぇので。

 

 

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上旬までの一覧。先月はUQ HOLDER!の新刊やジャンプ+連載のポチクロなど少年誌強かったので今月はさほどでもないかな?と思っていたら超弩級の単行本が入ってますね。

今やジャンプの柱の一本となったのではないか!?と今一番期待の漫画、ぼくのヒーローアカデミアの新刊がすでに発売、更に翌週にはアニメ化も決定した少年誌のダークホースチャンピオンからの刺客、増田英二先生の「実は私は」が発売。両方ともに筆者も大好きで毎度新刊買わせて頂いてます。買ってはいないんですけど、史上最強の弟子ケンイチで有名な松江名俊先生の新連載、トキワ来たれり!の二巻まで。

先月の新刊がここ数年で一番の当たり、なんて騒いでたんですけど、中々どうして翌月にこれだけ少年誌でぶっこんでくるとは!

他にも青年誌陣は懲役339年(誤字ェ...)や終末風紀委員会、ふだつきのキョーコちゃん、碧き青のアトポスという裏サン、ゲッサンサンデーGXという小学館打線が爆発してますね。

そこに独自路線突っ走る徳間のリュウ、ジャンプのキワモノ(褒め言葉)のミラクルジャンプヤンジャンの良連載、稲葉みのり先生の源君物語...更には漫画雑誌のガラパゴスが服を着たような月刊少年マガジンもバカスカ剛速球ストレート投げてきてます。

個人的な要チェック単行本は、書籍扱いですが雑誌である画楽でしょうか。

 

 書籍扱いの雑誌、アンソロジー形式の雑誌って結構あるんですよね。画楽は発行はホーム社、発売が集英社という妙な雑誌です。ペーパーマリオRPGの開発元がインテリジェントシステムズ、発売元が任天堂みたいなもんです。よくあるよくある。

雑誌の発行とともにweb連載もやってます、これが中々どうして豪華な連載でして。

破壊魔定光ストリートファイターの確かみてみろ!で有名な中平正彦先生が新連載を掲載していたり、映画にもなった変態仮面あんど慶周先生がHENATI KAMEN EXを連載していたり、アガルタの松本崇春先生がいたり、円盤皇女の介錯先生もいたりと豪華な雑誌です。

画楽のweb連載はこちらから。個人的には読み切りですけどたいほく先生の「吸いも甘いも」がいい味出してて好きです。

余談ですけど発行が違うのはウルトラジャンプとかもそうです。ウルジャンも発行はホーム社、発売が集英社ジョジョリオン連載してるとこだけれど発行が違うんですよねー。

 

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ここらへんは結構自分が買わない単行本多いですね。「最終巻だから...」とか「ここらへんは好きな人多いし追加しよう」とか。自分は買わないですけど結構ここらへんに買う新刊集中してる人は多いのでは、と。

ガンガンを支えたsecretと一週間フレンズ。が連載終了(書いてませんでしたけど完結巻でも完の字は入れてません)で完結ということでおめでたい。ただ外海先生はいい加減デスゲーム物以外描かせてやれよダウトからかれこれ三本目だぞ

ヒストリエとなりの関くんリヴィングストン、月に吠えらんねぇなど月刊誌たちが勢いづいてますね。(となりの関くん講談社じゃなくて角川でした、いまミス発見しました)

その中でもシンデレラガールズの単行本が出るのは、この時期嬉しいのではないでしょうか。いとしのムーコ、脳内ポイズンベリーなどもメディア展開の影響もありますし売れ筋商品でしょうね。

中旬以降であれば、やはり楽園系のコミックスが入ってくるのが嬉しいですね。自分が唯一買ってる雑誌で年三回刊行のもの(webの更新合わせたら実質隔月?)で、今月は確かに冊目になる平方イコルスン先生の単行本と、足摺水族館などでやたら講談社が漫画マニア層に向けて去年打ち出してきたpanpanya先生の枕石。

割と変な連載二冊が単行本になりますけど、楽園自体は女性誌よりで男性にも読みやすい内容なのでぜひ。この時期web増刊号の更新がきてるので毎日何か連載が新しく読めるのも強い。

あと新宿アニメイト地下二階とアニメイトホールにて楽園祭2015とかのイベントもやってるのでぜひ。イベント会場で鉛筆削りですよ、鉛筆削り!

www.hakusensha.co.jp

楽園祭2015|白泉社

 

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下旬、というか末日と未定のものですけど、小学館青年誌はやはり強いですね。風の大地もかれこれ64巻...。ご飯ものの漫画なら今特に人気の強いくーねるに、冬目先生のマホロミ、これは残念ながら最終巻ですけど。そこにゆうきまさみ先生の新刊と大御所と期待のホープが入り混じってます。

しかし、何と言っても注目すべきは百合アンソロのメバエvol.4と屋上の百合霊さんコミカライズ(あの伊藤ハチ先生が!!!)でしょう!

去年颯爽と死にかけていた百合業界に現れた新星メバエ!男性向け百合アンソロジーということでド直接エロもあれば健全もあるという大変ジャンルに幅があってよいアンソロジーでした。

結構音沙汰なかったんで続き出るのかなー?単行本出て欲しいんだけどなーと思っていたら今月新刊、ヒャッホウ月末が待ちきれねぇ!

鳴子ハナハル先生、環望先生、総合タワーリシチのあらた伊里先生や少女セクト星川銀座四丁目で名を馳せた玄鉄絢先生など、神々しいまでのメンツ!なお告知がツイッターのみでまだ更新がきていないので新連載陣がくるのかなどは未定、amazonにも情報はありませんでした。

けれど紳士らしく全裸で待機!楽しみですねぇ!

屋上の百合霊さんに関してはもう何も言うまい。

メバエ vol.4 (ヤングキングコミックス)

メバエ vol.4 (ヤングキングコミックス)

 
屋上の百合霊さんSIDE A もうひとつのユリトピア (ひらり、コミックス)

屋上の百合霊さんSIDE A もうひとつのユリトピア (ひらり、コミックス)

 

 

  • ここから大分うるさい百合トーク

ライアーソフトさん、メーカーとしても結構好きですし特定ゲーム、しかもPCゲームとしては続編(FD)などもなしで百合霊さん発売三周年なんですけどオンリーイベントが開催されたり、ドラマCDなどが作られたりと未だに盛り上がっている作品ですね。

かく言う自分も持っていて(プレイはしてないけど)なんかの特典なのか色紙も持ってます、初回限定?だかのドラマCDもついて安かったので発売して二年目くらいでしたけど買ってきちゃいました。

まだまだ百合ジャンルも粋な人たちが多いな...と感じると同時にやはり特定ジャンルは廃れと常に闘う運命なのかと戦々恐々としております。

そんな中で工画堂スタジオさんが今度白衣性恋愛依存症という全年齢向け百合ゲーム出すのは大変喜ばしい。

前作の白衣性恋愛症候群も人気だったようで新規攻略可能キャラも追加されリセラピーが出たりと本当に好評だったようで。恋愛症候群は今井麻美先生があのイケメンボイスで罵ってくれるサンプルボイスが公式にありますので皆で乗りこんで白愛を予約するんだ!あと笛先生が原画やった百合ゲーあったんですけどどこでしたっけ...。まぁそれは追々。

  • 百合トーク終わり

 

そんなこんなで今月も新刊が目白押しです。先月よりかは少ないのですけどかなり多いですね。先月はなんてったってマストで買うのでも15冊下回らないでしょこれっていうの多かったですし。

先月の感想やらはまた今度。今月の漫画新刊チェックの補助くらいにでもなれば幸いです。

はじめに

寝られないからとブログ作ったはいいものの、何も記事がないのは片腹痛いので。

なんかちょっと「このブログについて」とか「はじめに」みたいなの書くの初めてなのでドキドキしてます。

 

  • ブログについて

自分は主にツイッターメインで情報発信(なんて大層なものではないけど)してるんですけど、先日ブログ作らんの?と言われまして。そんじゃ作ってみようということで勢いでばっと開設しました。

内容としてはだいたい「漫画やアニメなどの感想やら」、「日記?というか雑記?に近いもの、最近こんな漫画買ったよ!みたいなチラシの裏」、「筆者が賢しらにあーだこーだ述べてみるなんかこう、記事」の三本です。

 

  • 筆者について

これ特に書くことある?って思ったんですけど一応。

漫画、音楽、ゲーム、小説、アニメとかが好きです。自称多趣味。あとピンポイントですけど百合好きです、だいたいカップリング脳で知り合いから連れ去り神父って言われてます。連れ去り神父の経緯はまた後日。

というかツイッター見てればだいたい分かります、あとだいたい温厚。

漫画が何好きーとか百合何好きなんだとかはいずれ記事でやれたらと。

 

まぁこんなとこです。特に自分自身NGなものとかもないですし注意書きとかも特に必要なブログでもないですし。

ただはてなブログ、この記事書いてる途中すげー思ったんですけど文字の行と行の間の空白めっちゃ気になりません?wordの文字サイズ24にしたときに突然でかくなった行間ぐらいに気になります、ここらへん修正とかできたらまぁ嬉しいかなーなくてもいいけど。

 

じゃあこれからゆるく更新していきます。