ミュージカルから入るミリシタ、吸血鬼のドラマを綴ったミュージカル『夜想令嬢 - GRACE&NOCTURNE -』

アイマスのジャンル(?)の一つ、ミリオン。デレ、SideM同様音ゲーアプリとしてリリースされており、ミリシタの愛称で親しまれるミリ。

曲もよく非常に多いのですが、その反面、どれから入ればいいとか、シリーズが分からないなんてことも…。あとアイドルも非常に多く感じるのもあるでしょうか?

そこで、アイドルが知らなくても見られるし、劇と曲から知れるのもあって、ミリはとりあえずミリシタ以降のシリーズ『MTGシリーズ』から入るのがいいのかなと。

略称で、MILLION THE@TER GENERATIONのイニシャルです。

アイドルたちがユニットを組み、ドラマや劇に挑むというもので、演じるアイドルを知らなくても楽しめますし、曲もいい。

そのMTGシリーズの中でも、吸血鬼もののミュージカルをテーマとした『夜想令嬢 -GRACE&NOCTURNE』が良いのでその記事です。

6thライブ追加公演で改めて沼に叩き落されたので…みんな落ちてくれ…。画像にamazonのリンクも仕込んでおくので…。

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 ・夜想令嬢 -GRACE&NOCTURNEとは

MTGシリーズ5つ目にして、新展開の第1弾目。吸血鬼であるクリス(画面右より二番目)と人であるエドガー(画面右より一番目)のボーイミーツガールものであり、ダークな雰囲気が漂うミュージカル。楽曲は劇で歌う楽曲ということもあり途中にセリフが入っていたりします。

www.youtube.com

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CDジャケットからも非常に雰囲気が漂います。

試聴ではまだ分からないのですが、1番はほとんどがエドガーとクリスが歌っていますが、ほか二人は断片的にセリフでしか分かりません…が不穏なのは伝わってきますね。

エドガーとクリスの出会い、人と吸血鬼の出会いはどうなっていくのか。

詳しくは曲とドラマをチェックしてより沼に落ちましょう。

楽曲も非常に歌唱力が高いメンバー歌っているのでそれも魅力なのですが、何よりドラマ性とその関係性が非常に良いユニットなので、絶対好きな人はとことん刺さるんすよ。

 

・関係性という沼

エドガーとクリス、黒い服で頭お団子なのがクリス(吸血鬼)で、茶髪なのがエドガー(人)なのですけど、まず吸血鬼と人という段階で好きなのに、ボーイミーツガールでさらにこじれるじゃないですか、性癖が。

ボーイミーツガールなので、どっちがどっちと思うと普通はクリスが女性、エドガーが男性だと思うのが普通。自分もそうでした。

しかしそうではなく、クリスが男性、エドガーが女性。つまりは男装女子と女装男子のボーイミーツガールで吸血鬼の男の子と人の女の子なんですよ。脳がバグるじゃないですか、性癖もこじれるんですけど。

その設定を起点に、どう二人が仲を深めるか…さらにほかの二人(名はアレクサンドラとエレオノーラと言います)はどう物語に絡むのか。

『ヴァンパイアを狩りなさい、これは命令よ』

『ヴァンパイアと言えども、もとは人ではないのか』

『あなたの妹はどうなってしまうか…』

美人しかいないのに設定と性癖がこじれるし吸血鬼と人で不穏でダークで声もいい!

しかも演技も本当に熱が入っているので、CDのボイスドラマでも圧倒されました。

そりゃ、こんだけ色々凄かったらコミケとかでアイドルの本だけじゃなくて、登場人物であるエドガーとクリスのカップリングのご本とかたくさん出ますよね、エドクリ本が、あと夜想令嬢if本とか。すごい人気でした。

他にもルビとかにまで拘られていて、クリスのパートで「永遠なら知っていますわ、ずっと、ずっと独りでいたから』というパートがあるんですが、これ歌詞だと「永遠なら知っていますわ、十年百年独りでいたから』になってるんですよね。

それだけですべて身の上を察せられるという天才的な歌詞。

ぜひ一度読んでいただきたい。

昏き星、遠い月 歌詞

 

・キャストとアイドルと登場人物と実在性

アイマスは定期的にライブをやっていて、そこで声を務める演者さんが声を担当しているアイドル役としてステージに立つんです。

しかしアイドルや登場人物たちはあくまでキャラクター、なので実在しないわけです。そういう風に人とキャラクターを分けるという人も多いです。

直接そこに存在しているわけではない、のですが、このライブと今回紹介した夜想令嬢のミュージカルってかなり近いところがありまして。

ミュージカルも演じている人はあくまで演じているだけであって当人ではないんですけど、演じる人物の心情や感情などを読み解いて、それを表現する訳です。そこに人は演じられているキャラクターを感じるというわけですね。

ライブも同様で、確かに本来はそこにはいないんですけど、キャラクターに寄り添い演じる演者さん、それを様々な面でバックアップするスタッフさん、それを受け取りキャラクターを確かに”見る”側。その全員がキャラクターを演じ、サポートし、見ようとすることでそこにキャラクターはいると言えるんです。

先日行われたライブでも、夜想令嬢は持ち時間を目いっぱい使って夜想令嬢のミュージカルを(演劇パートからカーテンコールまで)すべてやり切りました。

声優さんのライブは当たり前のように行われていますが、声優さんは本来喋るのがお仕事であり、ライブは喋るどころか歌うし踊るしと大変なイベントです。

ライブも大変なのに、そこにミュージカルという要素。しかも音楽に演者さんが合わせるタイプなので長いセリフを覚え、歌とダンスを覚え、それをお芝居で表現する。しかも、登場人物を演じるアイドルを。

入れ子構造のこの様式、大変だったと思います。

それでも、前述したようにやり切ったんです!

普段演じるアイドルとは別で、でもアイドルでもあるという大変な大仕事を。

確かに自分が見ていたのは演者さんですが、その努力のすべてが詰まったミュージカル。自分には彼女たちがアイドルである登場人物たちでもあるようにしっかり見えました。

 

先日行われたライブが、今度また映画館で見られます。いわゆるディレイビューイングというやつです。

夜想令嬢が気になりそうな人は、ぜひ見にいっていただきたい。

予習とか、そういうこまけぇこたぁいいんだよ!見てくれ!見てください!とだけ言わせてください。

いって楽しかったらまた見たり、CD聞いたりすりゃいんすよ!予習とかこまけぇこたぁいいんだ!っていうのが自分の考えです。ライブは、そのコンテンツとの最高の出会い方ができる場でもありますから。

 

・アプリにも実装されているのでアプリからも

アプリのコミュ(お話)で、夜想令嬢をはじめとした過去に行われたイベントストーリーが閲覧できます。

ミュージカルと向き合うアイドル達の苦悩や努力など、直接ではありませんが劇の期待感を盛り上げてくれるはずです。

楽曲も非常によく、実際にプレイしてみてもよいと思います。ほかのアイドルたちにして変化を楽しむのもGOOD。

自分は好きなカップリングで躍らせてニヤニヤしてます。

 

・最後に

本当に演者さんも含めファンの人たち含め、アイドルたちや夜想令嬢が大好きな人が多いです。

ぜひ演者さんのつぶやきからそのすべてを感じてください…。

 

 

 

 

突貫工事な記事なので荒い部分や読みにくい部分もあるかとは思いますけど、思いのたけはぶつけたつもりです。

夜想令嬢ほんと…見てください…。

 

 

追伸

自分の担当が出ているクール系美少女ユニットescapeも聞いてください。

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