マジックへ飛び込んでみよう!第01回 (何をするゲームなの?クリーチャー・土地編)

最近MTGアリーナを始めた知人と遊んでいます。楽しく一緒にプレイしていますが、用語やルールの質問など多数彼から受けました。

「やっぱ最初戸惑うよなー!」と思ったのでいっそ、彼みたいに迷ったり始めようとしたりしてる人への案内とか、紹介記事みたいな書けたらいんじゃね?と思って今に至ります。

記事一つじゃ紹介しきれない事が多いので連載形式にします。あと、飽き性なんで飽きたらやめます。

 

今回は、マジックって何をするゲームなのか、カードを覚えよう/プレイしてみよう(土地クリーチャー)編です。

スタートガイド|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

MTG ARENA|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

  • マジックって何をするゲーム? 

マジックはプレイヤーそれぞれがデッキを持ち寄って対戦するカードゲーム、いわゆるTCGと呼ばれるものです。

遊戯王が日本では一番有名なTCGですね。他にも有名なデュエルマスターズなどがあります。

※余談ですが、デュエルマスターズの元となったのが、このマジックです。

遊戯王のデッキは40ですが、マジックはデッキは60枚からです

 

対戦するゲームなので、当然勝ち負けがあり、20点あるお互いのライフを0にしたほうが勝ちです。

クリーチャー(遊戯王でいうモンスターのようなもの)や、呪文を使って相手のライフを0にするのを目指します。

 

  • マジックはどこで、なにで遊んだらいいか?

マジックを遊ぶ方法(場所)は二つあり、実際にカードで遊ぶ(カードショップなどで遊ぶ)のと、デジタルカードゲームで遊ぶ(PCで遊ぶ)方法があります。

 

カードで遊ぶ場合、ティーチングキャラバンと呼ばれる初心者講習会が行われているショップへ遊びにいく、または金曜日の夜にお店で行われるフライデーナイトマジックへ参加するなどがあります。

初心者講習では無料でデッキがもらえますし、特典でプロモーションカードももらえます。自分が知る限り無料です。

フライデーナイトマジックは毎週開かれているので、近くのショップの予定を見てみるのもいいでしょう。こちらにも、時期に応じたプロモーションカードがあります。(人数などもあるので必ずもらえる、というわけではないかもしれない)

貸し出しデッキがあるお店もあるようです。またきっと、経験者のプレイヤーは初心者のあなたを歓迎してくれることでしょう。

どちらも公式サイトから近くのショップの予定の確認ができますよ。

ティーチング・キャラバン|イベント|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

マジック初心者体験会|イベント|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

フライデー・ナイト・マジック|イベント|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

 

デジタルで遊ぶ際は、MTGアリーナが無料ですし日本語対応もしているので良いでしょう。

マジックオンラインというサービスもあるのですが、こちらはアリーナではまだ実装されていない様々なカードたちが使えます。

アリーナやマジックオンラインの始め方は、自分よりもっと詳しい方、有名な方が書いているので割愛とします。

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  • カードを覚えてプレイしてみよう(土地、クリーチャー)

マジックにはインスタント、ソーサリー、エンチャントなど、マジックには多くのカードが存在します。その中でも特に基本となる土地クリーチャーを今回は紹介します。

先ほどマジックは相手のライフを0にして勝つゲームだと書きました。マジックで最もオーソドックスなライフを削る手段であるクリーチャー、そしてエネルギー源である土地をこれから見ていきましょう。

 

まずは土地から。

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枠で囲った部分を見てください。「森」、「(基本)土地」、「緑の木のマーク」が囲われていますね。

これは、このカードの名前が「森」という名前で、カードタイプが「土地」(基本は今は忘れてください)ということを示しています。

土地は1ターンに1枚場に出すことができるカードです。

先ほど土地はエネルギー源であると言いました。土地は横向きにする(タップと言います)と、対応した色のエネルギー(マナ)を出すのです。

この森を横向き(タップ状態)にするとマナが出るわけです。この場合この木のマークのマナ…緑のマナが出ます。

デュエルマスターズでは1ターンに1回「マナゾーン」にカードを置きますが、経験された方はデュエマでいうマナゾーンに置く専用のカードが土地、と覚えてもいいでしょう。

 

他の土地も見てみましょう。

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先ほどの森で囲われた部分を思い出してください。

このカードも「(基本)土地」であることがわかりますが、カード名は「山」です。またマナの形や色も森のそれと違い、「赤い火のマーク」です。

これをタップすると赤い火のマークのマナ…赤マナが出るわけですね。

他にも青マナの出る島、黒マナの出る沼、白マナの出る平地などがあります。

 

出るマナは違いますが、同じ土地のカードです。ここで問題。

Q.「森」を出したターンに、「山」は出せるでしょうか?

正解は、出せません。土地を場に出すのは1ターンに1度。森を出してしまった場合、山は次のターンに出すしかありません。

 

マジックのエネルギーであるマナと、土地のことは分かっていただけたと思います。ではいよいよ、本日の主役、クリーチャーを見てみましょう。

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 先ほどの「森」と同様に青く囲った部分を見てください。

なるほど、このカードは「灰色熊」というカードで、「クリーチャー」カードのようですね。

しかし、「土地」と違い右上の囲われている部分がありますね。

これは「マナ・コスト」といい、このクリーチャーを場に出すために必要なマナの色と数のことです。

木のようなマークは先ほど見た「森」から出る緑マナが使えそうです。その横にある数字は、「あとなんでもいいからマナを1個用意してね」ということです。

例えば場に「森」が二枚、出ていたとしましょう。その森を両方タップし、緑マナ2つを使えば「灰色熊」を場に出せます。

これが、「森」と「山」が1つずつでも、マナ・コストの支払いはできそうですね。

そうして緑マナ1個となにかしらのマナ1個を、合計2マナを使うことでこの「灰色熊」を場に出せます。

 

ではここで問題です。

Q.「山」が2つだけだった場合、「灰色熊」は出せるでしょうか?

.…正解は出せません。マナ・コストのうち1個はなんでもいいようですが、もう1個は緑マナでなければなりません。

 

同じように他のクリーチャーも見てみましょう。

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こちらも同じように見ていきます。

「灰色熊」と比べて違う部分も多いですが、今は無視してください。

カード名は「シヴ山のドラゴン」で、これも「クリーチャー」カードですね。

「マナ・コスト」は赤マナが2個に、なんでもいいマナが4個の6マナを使うクリーチャーのようです。

 

他にもクリーチャーには大事な要素として、パワーとタフネス、能力があるのですが、それらは今後記事にするとします。

パワーとタフネス(特にタフネス)は次の「インスタント/ソーサリー編」にて合わせてご紹介します。

 

  • まとめ

マジックは60枚のデッキを持ち寄って対戦するカードゲーム

先に相手のライフを20点から0点にしたほうが勝ち

 

土地カードは1ターンに1枚しか場に出せない

土地は横にする(タップする)と対応したエネルギー(マナ)を出す

 

クリーチャーは指定されたマナの色と個数を消費することで場に出せる

 

文字にすると簡潔ですが、特にカードは見方が分からないと混乱しがちです。

本当に基本的なことだけでしたが、参考になれば幸いです。

しばらくは色んなカードの紹介をして、それらが終わった後にターンの進行、能力、解決(スタック)などに移ろうと思います。

ご指摘、質問、ご意見などは当ブログやツイッターまでよろしくお願いします。

付帯 (@kudan6066) | Twitter

 

次回は呪文の紹介、「インスタント/ソーサリー編」です。

タイトルも募集中。

 

次回記事

マジックへ飛び込んでみよう!第02回 (インスタント・ソーサリー編) - 遠S足払い遠S