2015年5月単行本一覧まとめ
もうすぐ4月が終わり今年も1/3が過ぎようとしています。色々面白い漫画や変な漫画が出ましたね。自分なりに今年の漫画や今月の漫画出たのはこちらでまとめてますので参考になればと。
それはさておき、来月も色々な新刊が出ます。今回もまとめてみました。
相変わらず手作業ですし自分一人で作っているので「シリーズなのに巻数表示がない」「出版社が違う」「作者の名前が違う」「発売日が違う」とかはご容赦ください。
(アバンチュリエがまるで一巻終わりみたいな扱いですがシリーズ物4巻目です)
今回の注目したい新刊は比較的少なく、一ヶ月全部で40もいきませんでした。
前半戦は注目の新気鋭作家たちが固まっていますが、やや今月の新刊はパワーダウンしている印象。マイアニマル、ポチクロなどジャンプ+作家や、マッグガーデンの小西幹久先生、アキリ先生のストレッチや小山先生を筆頭としたゲッサン打線があるのが救いでしょうか。
平常時ならこのくらいの新刊でも十分に多いのでしょうけど、今年は異常なまでに豊作な月が続きましたからややボリュームに欠ける。三カ月連続で二桁以上買うような年でしたので。
ジャンプ+、ゲッサン、コミックブレイドの新刊が安定でしょうか。
この辺りでびっくりドッキリルーキーを紹介するとすれば、やはりsattou先生のカニライフ。謎四コマのごり押しはパワープレイとかそんなチャチなもんじゃねぇ...。今年一番の瞬間最大風速だと思います。
続いて後半戦。
(はやブレの作者は林家先生です、セルの結合を忘れていた)
後半もマッグガーデンの新刊は優勢ではありますが、ももたまもロキもこれにて完結。マッグガーデン全体で連載のパワーダウンが激しい気がして少々不安です。
ここで注目したい新刊は、ストロベリーシェイク、ドードーマ、低反発リビドー、お尻触りたがる人なんなの、お姫さまのひみつでしょうか。
林家志弦先生のストロベリーシェイクsweetがウルジャンから出る...のでしょう、たぶん。そこに森永みるく先生の百合漫画も加わって中々女の子充できますね。
今後気になる新連載、ということでドードーマと低反発リビドーが気になりますね。
ドードーマ、ぶっちゃければ進撃以降の外の世界に飛び出てその荒波にもまれる系統の感じなんですが、画力は十分に高く設定類も作者の癖を感じる中々良い連載だと思います。こちらから一話まるっと試し読みが可能です。
以上のものを抑え、今月一番に注目したいのは「低反発リビドー」ですね。そして位置原光Z先生の「お尻触りたがる人なんなの」の二本。この二作揃いも揃ってニッチな性癖だのフェチだの語ってくれてるので凄くいいんですよね。
特に低反発リビドーはweb連載なので結構読めるんですけど、さらりと進む話のテンポに呑まれるのがきもちいいですし、こと位置原先生のは顕著ですけど作者の趣味全開なのがまた面白い。
いやーニッチだなーお前ら好きだなーとか言いながら読めるのでいい作品です。「彼氏の鎖骨や肋骨がえろい」「酒を飲む時はアパートの空き部屋に不法侵入して飲むのが最高」とかそういう話が読めます。
ニッチ性癖会話をテンポでこなしてくれるのは位置原先生もそうですし、中々この手のやつ好きなんですよね。面白いですしキャラクターの個性や性格が出るので興味深い。
web連載は色々自由な気風があって面白い。コミックぜにょんはそも出版が自由な感じあるので余計に面白いですね。
今月もなんだかんだと良さそうな新刊がありますね。あと三カ月で上半期が終わりますが、漫画どんなの出るか楽しみですねー。